オンラインブートキャンプのWebデザインコースを受講された四井 香理さんにお話を伺いました。Webライターとして活動しながら、ご自身で家族写真サービスを立ち上げられた四井さん。現在写真サービスのサイトを制作されています。

プロフィール:四井香理
茨城県在住。Webライターとして活躍する傍ら、ご自身で写真サービスの立ち上げを経験。Webデザインコースを受講し、写真サービスのサイトを制作中。

スクールでの挫折を経験

ーー簡単に自己紹介をお願いできますか? 
 
四井香理と申します。
Webライターとして活動する傍ら、写真のサービスをこの8月に立ち上げました。
 
ーーそもそもWebデザインに興味を持ったきっかけはなんでしたか?
 
私は茨城県に住んでいるのですが、前職でフリーペーパーの営業をする中で、クライアントのお店がホームページを持っておらず、宣伝方法に困っている人が多いことに気がついたんです。勤めていた会社は印刷だけでなく、Web関係の仕事も請け負っていたので、自分でもホームページが作れるようになればと思い、まずオフラインのスクールに通い始めました。
加えて私自身もよくインターネットを活用しているのですが、目的に辿りつけないホームページが結構あるなと思ったんですね。そこで誰にでもわかるようなシンプルで見栄えのいいホームページを作れるようになりたいと考え、勉強を始めました。
 
ーースクールではどのようなことを学んでいたんですか?

PhotoshopやIllustratorの使い方から始まって、Dreamweaverを使ってコーディングをしていくような内容でした。
仕事の後や休みの日に通っていたのですが、スクールが自宅から遠く、途中で体力が持たなくなってしまい、通いきれず途中で終わってしまったんです。

フリーランスで活躍している人に質問できる環境

ーーTechAcademyの受講を決めた理由はなんでしたか?
 
スクールでのことがあったので自宅で学べるサービスを探していたときにTechAcademyを見つけまして、完全オンライン対応だったのと、料金的にも手頃だと感じたので、受講を決めました。

ーーTechAcademyのサービスの中でよかったところは何でしたか?
 
いつでもメンターの方に質問できるので、タイムラグなくその時々に疑問を解決してもらえるというところですね。
あとは、パーソナルメンターの方が親切に、色々なことを教えてくださったので凄く勉強になりました。
 
ーーメンターの方には、具体的にどのようなアドバイスを受けていましたか?
 
カリキュラムに関する質問はもちろんなんですが、ゆくゆくは私もフリーランスとして活動したいという相談をよくしていました。メンターの方もフリーランスで活躍している方なので、フリーの大変なところや、受講が終わってからのことなどもお話ししていました。
自分の身近にはフリーランスでWeb関係のお仕事をしている人がいなかったので、実際どのように働いているのか生の声が聞けたのがとてもありがたかったですね。

 

機能性を重視したサイトを作りたい

ーー受講後に作られているサイトについて、教えて下さい。

写真サービスのサイトです。
Instagramで知り合ったアマチュアのカメラマンさんたちとチームを作り、家族写真の撮影とアルバム制作までをセットにして格安で提供するサービスを立ち上げたんです。
実は、前職の時に営業と兼業でカメラマンのアシスタントもやっていたので、私自身が撮影することもあります。
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ーーサービスの内容はいつ頃、どのようなきっかけで思いついたんですか?
 
前の職場のときに、アルバムの製本という仕事もあったのですが、値段設定がかなり高かったんです。その時にもう少し安くできればいいなと思ったのと、後は去年の10月に姪っ子の七五三があってスタジオで撮影していたのですが、全然笑わなくていい写真が撮れなかったんです。それでも写真代はかなりかかっていたので、もったいないなと思ってしまったんですね。
それらの思いを全部合体させて、格安でいい写真を提供できるようなサービスを立ち上げようと動き始めました。
スタジオではなくロケーション撮影で自然な表情を撮ったり、セットのアルバムのデザインを凝ったりなどして、家族写真をもっと身近に感じてもらいたいという目的でやっています。

ーーサイトはいつ頃から作り始めて、どこまで作り終えられているんですか?
 
受講中にカリキュラムに沿って作ったので、2週間ほどで土台までを作り終えました。
  
ーーサイトのデザインはどんなものにしたいと考えていますか?
 
やっぱり、機能性のある、見る人が分かりやすいと感じるページにしたいですね。凝ったデザインというよりも、サービスの雰囲気が伝わるようなデザインがいいなと思っています。
実は、受講後にも度々目的に辿りつけないホームページに出くわしたんですよ。その度に、デザイン性も大事だけれど、見る人のためにならないホームページはやっぱり意味がないっていうのを改めて実感しました。 

ーーサイトを作る上で嬉しかった点は何でしたか?
 
プレビューして、思っていたとおりになっていた時が一番嬉しかったです。
狙ったものが狙ったように表示された瞬間は、ちょっとしたことでも「おおー、凄い!」と感動しましたね。
 
ーー反対に大変だったことだったり苦労したことは何でしたか?
 
私にとっては、そもそもカリキュラムに出てくる言葉自体が難しく感じました。タグの種類とかも全然覚えられなくて、プログラミング言語自体に慣れるのがとても大変でした。
そんな時に、タグで見たことがある英語が出てきたんです。その時にタグの意味を理解することができたので、それからは英語で意味を考えて繋げて覚えていきました。

 

地元の人たちにとってホームページを身近なものへ

ーー今後やってみたいと思っていることはありますか?

Webデザインができればもっと仕事の幅も広がると思うので、もっと基礎を固めて今後Webのお仕事にも挑戦したいと考えています。
具体的なところでいうと、自分の住んでいる地域にはホームページを持っている会社が少ないので、そういった会社が簡単にホームページを持てるような手助けをしたいですね。
ホームページを作るとなると、結構な額の予算が必要になったり、大変そうだし、気負いしちゃうところがあると思うんですが、そこを解消してホームページをもっと身近なものにできたらいいなと思っています。

ーーどんな時にTechAcademyを受講してよかったと感じますか?
 
TechAcademyを受講してみて、まずスクールで学んだことを思ったよりも覚えていないことに気がついたんですね。なので、基礎から学び直せたのがとてもよかったなと感じています。
またショッピングサイトを作るなど、様々な課題に取り組むことができたので、デザインの参考のために色んなサイトを見て回った時に「ここはこれを使っているのでは?」という予想ができるようにもなりました。
ざっくりとしたデザインだけでなく、検証ツールなどを使って中身も見るようになったのが大きな変化かなと思いますね。

ーーTechAcademyの受講を考えている方々に向けてアドバイスをお願いします。
メンター制度を思いっきり活用するのがいいと思います。
本当にちょっとしたことでも質問しちゃったもん勝ちだと思うので、気になったことやわからないことは積極的に質問してみたほうが得だと思いますよ! 

(インタビュアー:村田美寿穂)